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「中」で「外」を楽しむ家

ご夫婦で動物病院を営むSさんは、ロハスでの家づくりを検討している時、インスタグラムで知ってその仕事ぶりを気に入ったDWELLの川畑さんがロハスとの共同作業をしていることを知ったことが本格的に家づくりをスタートするきっかけになりました。

自然素材を生かした開放的なロハスの家のつくりが気に入っていたSさん、建物の基本プランはロハスが担当し、暮らしの使い勝手を考えた提案を川畑さんが担当するという「LOHAS×DWELL」のコンビに任せることを決めてからは、安心して家づくりに取り組むことができ、進行もとてもスムーズだったそう。

家づくりの際は、住み初めてからの「暮らし」を重視していた奥様が川畑さんとのやり取りを主に行ったそう

奥に見えるのが家事室。リビング、ダイニングからは間仕切りで見えにくいようになっている

奥様に家の使い勝手を伺うと、まず気に入っている点として挙げられたのが、川畑さんの提案でキッチンの横に設けることになった「家事室」。元々この空間はリビングとの間を仕切るようにはなっていませんでしたが、間仕切りを入れることで、「こもれる空間」になるようにプランし直しました。

「一人で集中して作業したい時などにとても便利に使っています。細々としたものを置いておけるので、部屋が散らかりにくくなるのもいいんです」とのこと。

家事室の中。こもれる空間だけど、手元の明るさはバッチリなのが嬉しい

キッチンはもともと「アイランド型」で検討していたが、家事室を設けたことで、動線を再検討して「L字型」に変更になったのだとか

ウッドデッキに面した吹き抜けのあるリビングは、敢えてガラスの入った間仕切りを入れることで、一つの独立した空間として計画しています。

これは、気候の良い時期は外に面した窓を開け放して、リビングでも外のような気分を味わえるようにというプラン。
そのために、八角形のダイニングテーブルには、デッキにも持ち出せる軽くて耐水性に優れた「LOHAS×DWELL」のオリジナルを製作したのだとか。

実際にこの空間で窓を開け放してバーベキューなどを楽しむこともあるそう。
部屋の内壁には、調湿効果があり、匂いや化学物質も吸着する効果もある「モイス」という建材ボードを使用しているため、匂いが気になることはなさそうです。

新築時のリビング

現在のリビング。コンパクトな家でも視線が奥に抜けることで広々と感じられる

吹き抜けの下にくるペンダントライトは、使い勝手を重視した可動式の「LOHAS×DWELL」オリジナルのものを使用しています。

たとえば娘さんが習っているバレエの練習をこの部屋で行う時などに、ランプを壁に寄せておくことができて、とても便利なのだとか。

改めて、「このリビングがただの壁で仕切られていたら・・・・」と思ってこの空間を見直してみると、間仕切りの上半分がガラスになっていることで視線が部屋の奥、そして窓の外まで抜け、広々と感じられる効果が大きいなと気づきました。

外のデッキとのアクセスがよい大きな窓

窓からの光を浴びながらくつろげるのが嬉しい

LOHASの自然素材にこだわった誠実な家づくりと、暮らしやすさとデザインの両立にこだわるDWELLの仕事が合体することで、とっても住み心地のよい空間に仕上がっていることが印象的なSさんのお住まいでした。

この家の新築時の写真